最高のクルマに乗ってみたいと思い、選んだのがA8だった
――A8を選んだ理由を教えてください
きっかけは大病を患ったことでした。無事に退院できたものの、その時にふと「自分は今まで何をやってきたんだろう」と思ったんです。
この10年、ただ会社のために尽力してきました。でももしもこのまま死んでしまったら、やはり後悔するだろうなと。おかげさまで業績も順調に伸びていましたので、死ぬ前に思いきって最高のクルマに乗ってみるのもいいだろう。そう思い、さまざまな高級車を観に行ったんです。
その時にAudi立川の営業・小森さんから、「モデルチェンジしたA8がちょうどドイツからの船に乗っている」「さまざまな機能がフル装備された社長にぴったりのクルマだ」と言われて。その言葉を信じ、実物を観ずに購入を決めました。
――購入してから1年ほど乗ってみて、満足度は?
乗った瞬間から満足しています。ただ病気のことがあって医者から遠出を禁止されていたため、まだ近場でしか運転できていないんです。ですから、これからA8で遠出することで満足度もさらに増していくんだろうなと思っています。
A8に相応しい人間になりたいと思わせる、その不思議な魅力
――特に好きなところはどこですか?
停めた時にAudiのロゴが地面に浮かび上がるプロジェクションマッピングなど、遊び心があるところですね。
おしゃれで操作しやすいタッチディスプレイや驚くほどの静寂性も気に入っています。まるで部屋の中にいるような快適さがあり、考えごとをしたい時や心を落ち着かせたい時にもすごくいいんです。曲がった時に水平を保とうとしてくれるカーブチルト機能など、同乗者のことまでしっかりと考えられた設計にも驚かされます。
今の高級車はどれも優れていますが、A8はどこのどんなクルマと比べても恥ずかしくない、自信を持ってすべてがいいと言えるクルマです。
――他に気に入っている点はありますか?
乗る人を高みに引き上げてくれるところでしょうか。
実はA8に乗り始めてから、自分を磨いてもっとこのクルマに相応しい人間になりたいと思うようになったんです。周りに観られても恥ずかしくないよう背筋を伸ばしたり、降りてからも上品でいたいという想いからか歩き方まで変わったような気がします。
「常に姿勢を正し、もっとおしゃれであれ」と伝えてくれる、自分を紳士にさせてくれる。それがこのA8というクルマが持つ、不思議な魅力なのだと思います。
自分の感覚そのままに、思った通りの走りをしてくれる安心感
――安全性についてはどうでしょうか?
最近はさまざまなクルマにオートクルーズ機能がついていますが、車種によっては追尾している前方車両が速度を落とした際、すぐにブレーキがかからずヒヤッとさせられることも。でもA8なら、「今!」と思った瞬間にスッとブレーキをかけてくれるのでそんなこともありません。自分の感覚そのままに、思った通りの走りをしてくれる安心感は絶大です。
特にこの機能のありがたみを実感するのがゴルフの帰り。足が疲れている時にリラックスした状態で走れるので助かっています。安全性については間違いなくピカイチですね。
――その他、機能面で特に便利だなと思うものはありますか?
たくさんの機能がついていて便利すぎるぐらいです。
例えば60km以上で走行している時にセンターラインをはみ出すと警告してくれたり、特定の座席だけエアコンの温度を下げてくれたり。
ドアをロックしたか、クルマがどこにあるかなどを教えてくれるMyCar Managerもとても便利ですね。
いろんな顔があるA8の魅力を、試乗体験で知ってほしい
――A8でドライブする時、おすすめのシチュエーションがあれば教えてください
A8は自信を持ってどこへでも行けるクルマですが、正直レジャーであれば妻のクルマでもいいかなと思うんです。
私はA8でどこかに行きたいというよりも、自分が恥をかきたくないというシチュエーションで使いたいと考えています。嫌味がなく、洗練されており、それでいて他にはない圧倒的な存在感を放つA8は、ちょっと上品なところに出かける時に似合うクルマだと思います。
――最後に、購入を検討されている方にメッセージをお願いします
A8はスポーティーにも上品にもなれる、いろんな顔を持ったクルマです。今まで国産車から外車までさまざまなクルマに乗ってきましたが、ここまで素晴らしいと思ったクルマは初めてでした。
飛びついて買ったものは後悔することが多いですが、今回はそうではなく、勧められるまま買って、後からその魅力を知っていくという形になりました。
Audiはどのシリーズも乗りやすく非常に魅力的です。その最高峰であるA8は、間違いなく100点のクルマだと言えます。その良さは乗ってみたら必ずわかります。騙されたと思って、ぜひ一度試乗体験をしていただきたいですね。きっと、私が言ったことが本当だったとわかってもらえると思います。